憲法9条(戦争放棄&戦力不保持&交戦権放棄&集団自衛権否定)の誕生(発案者)に関する重要ドキュメントを、ユネスコ世界記憶遺産に登録しよう

20131230日のニューヨーク・タイムズ社説は「日本は武器輸出の解禁や軍事力増強ではなく、平和憲法の理念こそ輸出すべきだJapan should be exporting not weapons but its constitutional principle of peace)」と書きました。

http://www.nytimes.com/2013/12/31/opinion/a-troubling-move-on-arms-exports.html?_r=0 

 

平和憲法の理念(=9条=戦争放棄&戦力不保持&交戦権放棄&集団自衛権の否定)が、日本国民も含めた人類全体が共有すべき普遍の宝だからです。

 

このように戦争放棄と戦力不保持をセットで規定した憲法9条は世界で初めてのもので、恒久平和への扉として、反核のバイブルとして世界的にも大きな影響力のある人類の宝です。

 

昨年9月、与党は国民の声及び立憲主義を踏みにじり、強行採決によって、9条を解釈改憲した戦争法を無理やり成立させ、日本を戦争のできる国に変えてしましました。しかし、それに反対する声の輪は日本も含めた世界中で燎原の炎のようにどんどん広がりつつあります。それこそが「条」=「人類全体で守り共有すべき、普遍的・世界的な宝」であることを示す事実にほかならないと私たちは考えます。

 

 

 

更にこの2月4日、安倍晋三首相は衆院予算委員会で「(改憲を)参院選でも訴えていきたい。3分の2の多数を形成しなければ憲法改正には至らない」と語り、夏の参院選では改憲を掲げ、発議に必要な3分の2の議席確保を目指す考えを鮮明にし、戦力不保持を定めた憲法9条2項も改憲の対象としているという考えを明らかにしました。

 

 

 

つまり、日本を憲法上も戦力=軍隊を持ち戦争のできる国に変えたい、そうすることによって9条を完全に換骨奪胎し、実質的に葬り去りたいと彼は言明したのです。

 

 

世界の人たちとの連携のもとにこの危機をチャンスに変えましょう。そのためにできることの一つとして、この運動を考えました

 

ユネスコ世界記憶遺産(Memory of the World=人類全体が共有すべき精神的な宝)は、歴史上の重要ドキュメント(映像、音源なども含む)を登録するものです。

 

9条誕生については、第二次世界大戦後の日本国憲法起草作業開始時の総理大臣、幣原喜重郎の口から1946124日、「戦争放棄・戦力不保持」(9条)がマッカーサーに対して提案されたことを示すドキュメントが日米に散在しています。(9条の発案者=生みの親は、GHQではなく、日本人だったということを示す重要ドキュメントです。)

 

私たちはそれら日米に散在する「9条の誕生(発案者)にかかわる重要ドキュメント」を、世界各国の市民や団体の共同提案でユネスコ世界記憶遺産に国際登録する運動をはじめました。この運動の輪を広げることを通じて、9条を世界(含む日本)の人たちにもっともっと広く深く正しく知ってもらうことによって守り、同時に、Memory of the Worldという人類の共有の宝にして戦争のない世界への歩みを促進したいと考えています。

 

この共同申請は世界中の個人・団体、だれでもできます。あなたもよろしかったらどうぞ、共同申請の輪に加わって下さい。

 

(世界の複数国の市民・団体による共同提案は日本国政府によって制限・干渉されることなく行うことができます。2年ごとに募集されるもので、今回の締め切りは2016331日。登録の可否は2017に決まります。